火薬を使っているものをごみとして出すときには、いくつかの注意が必要です。何も考えずにごみに出してしまうと突然爆発してしまったり、火事の原因になったりします。正しく処分することで安全性も確保されます。
家庭用に作られている花火の場合は、一晩から1週間程度水に浸けておきましょう。しっかり水分を火薬部分に染み込ませれば再発火の危険性も少なくなり、トラブルも起きにくくなります。花火が燃えず、もう使えないと思っていても火薬が少量残っていることもあるので、しっかり水に浸けておいた方が安心です。捨てる前に水分が染み込んだのか確認して、ごみとして出しましょう。自治体によって燃えるごみなのか不燃ごみなのか変わってくるので、捨てて良い日を確認してから処分します。捨て方にもルールがあるようなら、それに従うようにしましょう。未使用の花火も自治体によって捨て方が違うので、必ずチェックしておくようにします。
また、狩猟弾など特殊な火薬を使ったアイテムは、無闇に捨ててはいけません。法律で取り扱い方法について定められているので、それに従って破棄するようにします。処分したいときには警察、もしくは専門店に依頼をするようにします。警察に依頼する場合は地域の警察署の生活安全課に連絡をして、狩猟弾を処分したいことを伝えます。どうして捨てたいのか、どのくらいの数があるのか事情を説明すれば、無料で引き取ってくれます。警察署に直接持ち込んだ方が良いのか、それとも引き取りに来てくれるのかも確認しておきましょう。なお、持って行く場合は注意点もきちんと聞いて、安全に持ち込めるようにします。
一方、ガンショップなどの専門店で引き取って貰うことも可能です。近くに専門店がある、処分に困っているときには便利な方法かもしれません。お店によっては処分費用が掛かることもあるので、事前に調べておきましょう。持ち込み方法についても指示を仰いで、安全に持ち込めるように努力します。