万年筆を使えばボールペンごみを出さずに済みます

万年筆を使えばボールペンごみを出さずに済みます

ボールペンは1本購入すれば何年も持つという人もいれば、月に何本も使うという人もいます。大量に使う方だとプラスチックごみの量も無視できないレベルになります。レジ袋の有料化の問題もプラスチックごみを減らすことが目的でした。近年は飲料水のペットボトルが薄くなってきましたが、これはプラスチックの使用量を減らすためです。日本は世界でもプラスチックごみの発生が多い現実があり、積極的にプラスチックの使用量の削減が行われています。

ボールペンごみを減らす ボールペンごみを減らすことは、海洋プラスチックごみ問題の解決につながるわけです。そこで、推奨されているのが、ボールペンの代わりに万年筆を使用する方法です。万年筆は本体価格が高めですが、インクを補充すれば長く使えるので、ランニングコストが優れています。字を書くことが多い方ですと、万年筆を1本購入したほうが安くなるほどです。毎日のように使用していれば、筆先のインクが乾燥する心配もありません。

ただ、万年筆をはじめて使用する方だと、書きにくさを感じるケースが多いでしょう。しかし、書き慣れてくるにつれて、字をうまく書けるようになる、ボールペンよりも疲れにくい、などのメリットを実感する方が増えてきます。万年筆はボールペンより手にフィットしやすく、慣れると書きやすいのです。書きやすさは達筆につながるので、綺麗な字を書きたい方にも万年筆は適しています。

また、万年筆はインクさえ購入すれば使い続けられます。インクには様々な種類があり、自分に合ったものを選択できます。インクには安価な大容量サイズがあり、ボールペンの替え芯を使用するよりコスパが良いです。近年の万年筆はメンテナンスいらずのタイプが増えてきており、数か月ぶりに使用しても問題なく書ける商品もあります。インク集めが趣味になると出費は相応に増えますが、普通に使用している分にはボールペンより安く、しかもプラスチックごみを排出する心配がないなどメリットが大きいです。