生ごみの嫌な臭いが気になる人におすすめできるのがコーヒー粉です。普段からコーヒーを飲んでいる人ならば、コーヒーを作った後に残るコーヒー粉のかすで消臭剤を作れるので、非常に経済的です。コーヒー粉のかすで生ごみの臭いを取れるのは、粉の組織に細かい穴が多く開いているので、臭いを吸収しやすくなっているからです。生ごみから発生することが多いアンモニアの臭いをよく吸収することも、コーヒー粉が生ごみの消臭剤として向いている理由です。コーヒー粉は酸性の性質を持っているため、アルカリ性のアンモニアを効果的に吸収できます。
コーヒー粉を生ごみの消臭剤として使用する方法には、複数の方法があります。使用していないコーヒー粉を直接生ごみにまいて臭いをおさえることもできますが、この方法だとコーヒー粉が無駄になってしまうので、コーヒー粉を節約して防臭をしたい場合には、使用済みのコーヒー粉を使った方がおすすめです。使用済みのコーヒー粉でも十分に脱臭の効果があります。使用済みのコーヒー粉を防臭剤として使用したい場合には、直接ごみにまぜて使用することもできます。
また、使用済みのコーヒー粉を小さなトレイなどに盛って、生ごみの入っている容器の付近において防臭する方法もおすすめです。この方法で防臭をする場合には、使用済みのコーヒー粉の水分をしっかりと取っておく必要があります。コーヒー粉を手で絞れば簡単に水分を出せますが、使用した直後のコーヒー粉に触るとやけどする危険性もあるので、十分に冷めてから水をしぼるようにしてください。
長期間使用したい場合には、使用済みのコーヒー粉を乾燥させてから使用した方が良く、日当たりの良い場所にしばらく置いておけば乾燥できます。急いでいる場合には、電子レンジを使用すればより早く乾燥できます。乾燥させたコーヒー粉はそのままトレイにおいて使用することもできますが、通気性の高い袋に入れておけば、より使いやすくなります。