ごみの分別を子供のお手伝いに

ごみの分別を子供のお手伝いに

ごみの分別は地域によって違います。引っ越してから、以前住んでいた場所との分別の違いに戸惑うことも少なくないでしょう。ごみの分別をきちんと行えば、ご近所トラブルも防げますし、ごみの再利用にもつながります。

自宅を離れて一人暮らしを始めた時にも役立ちます 子供にも、ごみはきちんと分別して捨てる習慣を早くから教えておけば、将来、自宅を離れて一人暮らしを始めた時にも役立ちます。そのためには、まず大人が、今住んでいる地域ではどのような分別が必要なのかをきちんと把握しておく必要があります。燃えるごみ、燃えないごみ、ビンや缶など、それぞれのごみ箱を色違いにして見てわかるようにすれば、子供も楽しんでごみの分別をしやすくなります。どうすればわかりやすく捨てられるかを子供に相談して一緒にやってみるのも効果的です。 

目の前にあるごみが燃えるごみか燃えないごみかなぜごみを分別しなければならないのかを理解することができます 目の前にあるごみが燃えるごみか燃えないごみか、それ以外のごみなのかをまず子供に考えさせるのが、正しい捨て方を覚えるきっかけになります。また、捨てられるごみがどこに運ばれるのか、どのように資源として再利用されるのか子供が興味を持てば、なぜごみを分別しなければならないのかを理解することができます。

例えば、生ごみが野菜や花を育てる肥料になるためには、プラスチックのごみが混ざらないよう気をつけなければなりません。また、ペットボトルの中身を洗わず汚れたまま捨てると、せっかくのリサイクルの機会を失ってしまいます。捨てられるごみについて考えるようになれば、地球の資源を大切にするにはどのようにすれば良いのか、自然を汚さないために何ができるのかが知りたくなるなど、知識欲も高まります。

子供に、自分で判断して正しく捨てる習慣をつけさせるのは快適な生活のためにも必要です。ごみを分別して捨てれば収集する人たちも助かると知れば、お手伝いが嬉しいという気持ちも生まれ、自主性も育ちます。ごみの分別を通して子供が学べることはたくさんあります。まずは、ひとつのごみの分別から子供と一緒に始めてみましょう。